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            非  原  理  教  会
              不良食口<おやぢ>の独白
                                                     1999/12/17  Vol.025
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こんにちわ、おやぢです。
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■統一教会 K牧師への書簡より 〜1999年07月08日〜

 > おやぢ兄、よくききなさい。
 > 死んで霊界に行けば、ムン ソンミョン先生ご夫妻が天地父母様
 > であることが分かります

との事ですが、ぼくには『天地父母様』自体の意味がわかりません。
おそらく、再臨のメシヤ、救い主に近い意味だと思われます。

被救済者が地上にいるとき、メシヤといえども人間の責任分担には干渉できない。
ゆえに、メシヤに対して、不信、反対、誹謗、中傷、非難、などすれば救われな
い。
しかし、そんな人でも霊界に行けば、ムンソンミョン先生ご夫妻が『天地父母様』
であることが分かるという。

ということは、地上界ではわからなかったが、霊界ではすぐそれと分かる、とな
れば現在のムンソンミョン先生ご夫妻は、
「人であって人にあらず」
「大川りゅーほーであって大川りゅーほーではなーい!」
みたいなものなのか、とも思う。

つまり、勝ち馬はただ一頭である、と。

「な、あんとき、買っておけっていったじゃないか」
みたいな?

結果が分かってから勝ち馬投票券は買えないっていう、みたいな?

だって、あの預言者企画っていう予想屋、なんかうそくさかったんだもん、て言
っても後のまつり?みたいな。

預言者企画に責任転嫁してもだめ?みたいな。

わかりやすくいえばこういうことでしょうか?K牧師さま。

あと、わからないのはですね。
 > 真の父母様が、ムン ソンミョン先生、ハン ハクチャ夫人の
 > ご夫妻であること、などを事実として知っています。

ということですが、事実があるというなら誰にも信仰は必要ないと思うのですが
いかがでしょうか。

霊界では、反対や不信していた者たちがムン ソンミョン先生、ハン ハクチャ
夫人の前に行きますと、
「あなた様がたが天地父母様とは存じ上げませんでした」
といいたくなるような、事実とは何か?について関心があります。
どのようにして、知るに至るのでしょうか?認識するのでしょうか?



■李相軒先生の霊界通信(一部抜粋)

 霊界の実相と地上生活 より
第二章 
五:霊界で見た中間霊界
(1)中間霊界

霊界で見た中間霊界は、地上で考えていたのとは違った所でした。地上で功労が
多く、国家、世界に対して功績があった人たちの中で、神様に仕えなかったとか
、宗教に対して関心がなかった人たちなど、地上で功績はあるが、信仰と関係な
い人たちがたくさん集まる所です。

ここでの暮らしは、天国のようでも、地獄のようでもなく、地上生活と似ていま
した。食事時間に例えれば、厨房で働く人、御飯を炊く人、器を洗う人、食べ物
を用意する人がいて、みんな共に苦労して、苦労した程度の代価をもらっている
所です。

また、人々の表情を見れば、天国では明るく、地獄では不安な顔ですが、ここで
はいつも休まずに熱心に働いて忙しい様子です。すべての人が熱心に暮らしなが
ら福を受け、豊かに暮らしていますが、神様と宗教に対して関心さえない所です。

ここで「統一思想」を講義しましたが、ある人が質問するに、「『統一思想』と
は、文字どおり思想を統一するということですが、人ごとに持っている思想が統
一されれば、個体的な特性というものがなくなって、まったく同じ人だけが暮ら
す世の中になりませんか」という、間抜けな質問をしました。ここでは、多くの
時間をかけないと、伝道できないような感じがします。

中間霊界とは、天国でも地獄でもなく、いろいろな階層が多いところです。そし
て、「統一思想」を理解させるのは難しく、「原理」も神様も理解させにくい所
でした。一言で中間霊界といいますが、それは膨大な世界であるために、説明す
るのは大変です。

中間霊界では、統一食口と一般人が、特別に区別されています。統一教会の信仰
をしてここに来た食口の姿は、躍動感があり、難しい表情が全く見えません。ま
た、平和な姿をしていて、とても熱心に活動します。例えば、ワークショップと
か、宴会、ゲーム、和動会等、いつも忙しく楽しくしています。

統一教会の食口でない他の一般人の姿は、それとはとても違います。彼らが生活
する姿には、元気がなく、躍動感がありません。活動する姿は大抵受動的であり
、怠惰で、仲間同士が集まって、退屈な顔をして暮らしています。

ここで中間霊界に関して、統一食口と一般人の差について述べようと思います。
 我々食口たちは、能動的であり、活気に満ちて生活しているのに反して、一般
人はそうではありません。なぜ受動的であり、つまらない退屈な顔をして暮らす
かというと、彼らには望みとか、希望がないからです。しかし、中間霊界にいる
我々統一食口たちは、神様の根本のみ旨を知って、そこで神様の特恵を待って暮
らしているために、望みと希望をもっています。

そのように同じ中間霊界といっても、我々統一食口たちがとどまっている所は、
一般人たちがとどまっている所とは違うのです。しかし、気の毒にも、統一霊界
圏に行けない食口たちもたくさんいます。その理由は以下のとおりです。

 第一に、祝福されても片方が脱線して、家庭をなせなかった。
 第二に、祝福されてもみ旨と関係なく暮らした。
 第三に、祝福されても軌道を離脱した暮らしだった。
 
 以上のような例が多いのです。

彼らは食口といっても、名前だけでしたが、中間霊界に来ています。この食口た
ちは、神様や真の御父母様、興進様の特恵があるとき、公式的に恵沢を受けるこ
とができます。

ここには食口の代表たちが、時々行って信仰指導や原理講義をしながら、レクリ
エーションもします。それゆえ、望みがあるのです。そしてまた、神様も興進様
も、ここに関心をもっておられる姿をよく見ました。

したがって、中間霊界とは、一般の人も来ることができ、我々食口たちもいる所
ですが、特別に統一食口たちは、まるで特殊学級が別の教室に集まって、特別な
指導を受けるように、意外な待遇を受けています。これは驚くべき事実です。

祝福の意味は、地上に暮らすときはよく分からないでしょう。目に見えないから
です。しかし、天の国では、とてつもなく特別な待遇を受ける条件になります。
今、祝福の門が広がり、真の御父母様が、わずかな条件であらゆる人に祝福を下
さるのは、すべての人に福を与えられるためなのです。その理由は、父母であら
れるからです。

真の御父母様の地上生活は、多くの子供たちに福を与えてくださる期間です。そ
れゆえ、我々は周りの人たちの鼻をつかんで引っ張っていってでも、祝福を受け
させなければなりません。それが彼らに福を与える道なのです。



■霊界通信の感想

霊界でも原理講義をやっているようですな。

 > 「統一思想」を理解させるのは難しく、
 > 「原理」も神様も理解させにくい所でした。

ほう、講義を受けてもなかなか理解できない、と。
でも、天地父母様は誰でも理解できる、と。

とにかく霊界いけばわかる、と。

 > 彼らは食口といっても、名前だけでしたが、中間霊界に来ています。

たしかに、ぼくは名前だけの教会員なんだなあ。

 > ここには食口の代表たちが、時々行って信仰指導や原理講義を
 > しながら、レクリエーションもします。それゆえ、望みがあるのです。

ほう、あの世にいっても指導とかレクリエーションがあるんだなあ。

 > 特別に統一食口たちは、まるで特殊学級が別の教室に集まって、特別な
 > 指導を受けるように意外な待遇を受けています。これは驚くべき事実です。

ぼく、特別待遇されるのもするのも好きじゃないんだなあ。

はて。
おやぢの行く霊界はどこ?

霊界は、たしか自分で選んでいくんだ、と。
そんなこと教わったんだよなあ。

現役統一教会員が集まっている霊界には、いきたくないなあ。
なぜって、
統一教会員の講義って自己満足でツバキを飛ばすし、青筋たててがなりたてるし
自分の講義に酔いしれてるし、しかもこむずかしく講義しておきながら、それを
理論的だとかなんだとか思い込んでるし、おなご先生なんかは、無知な聴衆にわ
かりやすくわかりやすくとお涙頂戴の例えばなしなんかをふんだんに盛り込んだ
りするんだけれども、かえってワケわかんない講義だったりするし、若い講師な
んかは笑いをとるために冗談をいうんだが、ちっともおもしろくない冗談だった
りするんだが、誰も笑わないのを見て、みなさん緊張してますね、なーんて勘違
いしたこといっちゃったりするんだもんなあ。
まいっちゃうよ。

 > 祝福の意味は、地上に暮らすときはよく分からないでしょう。
 > 目に見えないからです。
 > しかし、天の国では、とてつもなく特別な待遇を受ける条件になります。

今は迫害受けて反対されても、霊界に行けばすべてわかるサ。
ってか。

これでは、来世信仰だ。
原理講論の序論に書いてあることと、違うじゃないか。
これじゃあ、新米教会員たちはますます図にのるな。

 > 我々は周りの人たちの鼻をつかんで引っ張っていってでも、祝福を受けさ
 > せなければなりません。それが彼らに福を与える道なのです。

ほえー、騙してでも祝福を受けさせろ、と。

地上界では、青春返せ運動をしている人を鼻をつかんで引っ張って行って無理や
り祝福を受けさせちゃってサラに反対運動に拍車がかかって、死ぬ間際まで反対
運動をしていたとしても、霊界行けば感謝される、と。

でも、その前に反対牧師や有田さんや浅見先生や赤い弁護士や拉致った人に責任
転嫁をしてから天地父母様に媚びなければならない、と。

では、反対牧師や有田さんや浅見先生や赤い弁護士さん達や拉致った人は誰に責
任転嫁をすればいいのか?

んー謎は深まる。



■宗教と科学を統一するちう『新しい真理』はいずこにありや

【原理講論 序論より】

人間は何人といえど不幸を退け幸福になることを求めている。
個人のささいな出来事から、歴史を左右するような重大な事件に至るまで、
すべては幸福を求める人間の生の表現と言っても過言ではありません。

 〜 中略 〜

新しい真理は、宗教と科学を統一された一つの課題として解決し、個人から
家庭、民族、国家、世界に至るまで人類が抱えるあらゆる内外の課題を解決
することにより、人類を永遠に幸福に導くことができるものでなければなり
ません。今日、そのような真理の出現が切に待ち望まれています。



信仰の世界に茶々を入れるつもりはないが、
統一原理はすべての問題を科学的に解明できると聞きました。

統一教会の霊界では・・・
 > 「思想が統一されれば、個体的な特性というものがなくなって、
 > まったく同じ人だけが暮らす世の中になりませんか」という、
 > 間抜けな質問をしました。ここでは、多くの時間をかけないと、
 > 伝道できないような感じがします。

というように李先生は宗教的センスのない人に科学的な説明をしたのに間抜けな
質問を返されたようです。

でもぼくがおもうに、その質問を返された先生の講義の方が悪かったのだと思い
ますよ。
分かり易く講義できなかった講師の力量の問題ではないかと思います。
(霊界の李先生、怒らないでね)

それにしてもだな、はじめっから講義対象者は『神と宗教に無関心な者たち』で
あることがわかっているのに聴衆を無視したような講義はいかがなものか?と思
うんだな。
人みて法説けなんて高度なこと要求してないんですよ。
はじめっから『神と宗教に無関心な者たち』ってわかってるんだからサ。



■這っても黒豆

 Eさんのご意見より

 > 彼らに誰がどう見ても明らかな証拠を突きつけても
 > 「それでも文師はメシアです」と言って譲らないでしょう。

それはいえると思いますね、存命中は。

しかし、文氏亡き後は勘違いした『世界メシヤ』だの『国家メシヤ』だのが新し
い体制を敷くでしょうね。
そこではまた分派だぁ、異端だぁ、とますます分断されていくでしょう。

また、わけのわからない霊感商法のトーカーより非道い、霊媒師だかなんだかか
が「こりは天の王の王であられる真の父母様からのメッセージですー」とかなん
とかいいながらいろいろとカネがらみの内容を伝達するのでしょうな。

そう考えると、『世界メシヤ』のハッタリ野郎からのお言葉より霊媒師のお言葉
の方が信じやすいだろなぁ。
そこへ真の御子女様が、茶々を入れたりして混乱。
孝進様なんかは
「我こそメシヤの後継者なり!」などと宣布式を執り行ったりするだろうし、古
参の破家幹部らはますます保身に走るだろうし、とにかく混乱して大変だろうと
思いますよ。

K牧師さんなんかはチョンピョンに行って先祖7代の霊界解放をしてきたそうで
すが、本当は120代の霊界解放をしなければならないようです。
霊界解放を信じて、お金を工面できた者はそれはそれで自己満足に満たされて幸
せだと思います。
が、世界宣教に『行かされている』姉妹たちの現状と比べると大いなる疑問を感
じます。

あえて『行かされている』と表現したのは大半が要請されて真の父母様の願いだ
から、という理由で受動的に宣教国へ行っているからです。

5月ごろ真の御父母様の御言葉で、以下の内容がありました。
「日本は、6〜7月までに、世界に22,000名の宣教師を送らなければならない」

これが天地父母様の緊急の願いならそれを優先すべきですが、どうも今はカネカ
ネカネというタカリ体質は変わってない。

もちろん、チョンピョンには、真の御父母様から「こい!」と言われたから何も
考えずに素直に行くのでしょうが、個人的な先祖の解放なぞにうつつをぬかして
世界宣教のことなどは考えていないようですな!

もっとも、日本には22,000人などという宣教へ送るべき兵隊はいない!と断定し
ておきましょう。

それでも、統一教会は、以前新米教会員が激しく主張していたところの
「統一教会は悪くない、いいことやってるんだぜ!」
といえるのか?

チョンピョンに行ってアトピーが治った!
---------よかったね。今まで大変でしたね。
(でも治らない人もいるし、発狂するひともいる)

噂の天林先生(現、小林)の京北病院でガンが治った!
---------よかったですね。
(でも亡くなった方もおられますよ)

教会の周りを毎日掃除してたら、町会長から誉められた
---------ほう、よかったな。

おやぢの感想は、以上。

非統一教会員が頭を下げるくらいの
「いいこと」
教えてください。



■ワコムはサタンから奪われたのか

統一教会の内部で聞きました。

統一教会には
いい女も
いい男も
いないという。
なぜか?
いいものは皆、サタンに奪われてるからだそうだ。

統一教会を去っていく者はそれなりの『力量』があるからなのだそうだ。
自分の力でやろうとするからだそうだ。
信仰が弱くなっているから、現実的にしか考えられないのだそうだ。

それは、正しい主張だと思う。

ワコムの社長が反統一教会になったのは、ルーシェル君がゴメンナサイする前だ
った。
おやぢが統一教会に愛想が尽きたのも、ルーシェル君が暴れまわっていた頃だっ
た。

今は、感謝の気持ちでいっぱいです。

ルーシェル君、ありがとう。
ぼくを奪ってくれて。

PS
おやぢ的には、ワコムのペンタブレット大変気に入っています。
恵藤社長が反統一教会になってからかどうかは知らんけど、以前の説明書には
「電磁授受作用方式」とかなんとか謳ってあったけど、今使っているUSBモデル
にはその文字がないんだよなあ・・・



■統一教会と出会う前のサタン体験

 原理講義の講師曰く

「ルーシェルはエバを誘惑したんですけれども、ルーシェルは美男子だったんで
すね。エルビスプレスリーのようないい男だったそうです。ルーシェルから優し
いことばをかけられたエバは、それはもうのぼせてしまって、もう死んでもいい
とおもってルーシェルに抱かれたんですね・・・」

低級なメロドラマのようなストーリーみたいだが、それは講師の力量の問題だか
ら批判はすまい。

ま、それはともかくとして、おやぢが統一教会に縁するまえは、よく飲み歩いて
いたものだ。
(教会に縁する前から肝臓壊していたので、教会員になってからは自然断酒する
こととなる)

大体世の男どもはおねちゃん目当てに飲みにいくようだが、おやぢは純粋に酒の
む為に行っていた。もちろんツマミとるなんざ酒のみには邪道だ。

まわりの連中はおねえちゃんにデレデレっとしてだらしがなかったが、おやぢは
おねえちゃんたちにはニコリともしない。
横におねえちゃんがついても、おやぢはダマーって酒を飲むだけ。

新入りのおねえちゃん、間がもたなくてタバコをスパスパやりだす。
たまーに連中の馬鹿っ話に合わせたりもするが、やはり酒のほうがいい。
場がシラければおやぢのとつぜん講釈がはじまったりする。

あるときなじみの店のおねえちゃんからぼそっと言われた。

「おやぢさんて、モ、テるんでしょうね・・・」
目が潤んでいた。

今思うに、その時のおやぢにはルーシェル霊がついていたんだと思う。
あまりに魅力的過ぎておやぢの周りには女性がたくさんいると思いこんでいたの
だろう。

おやぢも罪な奴だったと思う。
「嗚呼、おやぢさんにはきっと素敵な女性がいるのだわ、わたしの入る余地はな
いのだわ・・・しくしく・・・」

これで何人の女性を泣かせてきたかと思うと、悔い改めずにはいられないのでし
た。


※そのとき、ルーシェルの子分たちの会話
おやぢの野郎、カンチガイ激しいよな
「おやぢさんて、モテ、るんでしょうね・・・」
お世辞に決まってるじゃねえか!バーカ。
ったく、しょうがねぇな。
目が潤んでいたって、おめえ、タバコの煙がケムかったんだよう。



■統一教会 K牧師への書簡 〜1999年07月11日〜

 > さて、正しいものは、どうやっても正しいのですから
 > 建設的な思考をお勧めします

K牧師さま。
マルチ野郎も同じ事、吐かすんです。
そのようなことを言われますと、奴らとダブッてしまって血圧があがります。

ネットワークビジネスだのコミュニケーションビジネスだのMLMだの・・・
リストラ、減給、ローン苦などにおびえるサラリーマンや、銀行の貸し渋りに泣
いている零細企業のオヤジさん相手に、今マルチ野郎達は稼ぎ時だ。

説明会に行けば、耳に心地よく、スケベ心を刺激するような能書きを次々と聞か
される。
しかも、社会貢献だとか地球環境を考えてますだとか、したり顔をして恥ずかし
くもなく能書きたれる。
必要とあらば、バックには名のとおった企業がついてると、ここだけの話ですが
などともったいぶって騙ったりもする。

おいしい話を聞かされ、すっかり舞い上がった聴衆たちはもうすでに誰を誘おう
かなどと皮算用をはじめているのである。

説明会を聞いてすこし経つと、だんだんと冷静になって様々な疑問がわいてくる。
紹介者やその上の親ネズミに質問などすれば、詭弁の嵐に見舞われることになる。

「正しいものは、どうやっても正しいのです」と。
「ネガティブな思考は発展がありません、ボジティブな建設的な思考をしてくだ
さい」と。
「やってみなければわからないではないですか。信じて一緒にやってみましょう」
と。



■統一教会 K牧師への書簡 〜1999年07月12日〜

 壺売りの正当性とやらを是非聞いてみたい

 > まずは、壷売りが本当に詐欺行為なのかを
 > 確認していきたいと思うのですが…。

あとで作り上げた「連絡協議会」だかなんだか知らないが、そこが壺売りの胴元
ということはわかった。

では、
K牧師さまほうから、壺をまともな方法で売っていた、ということを根拠を添え
て主張(反論)していただきたい。

ぼくは内部にいた立場から現場をつぶさに観察した結果、壺売りは詐欺的行為で
あると、こう申し上げているのです。

水子の霊が乗り移った(憑依した)ところを演じた統一教会員をぼくは知ってい
ます。いわゆる、青森事件です。
その人は、古株の人ですが6500双で再祝福を受けた人です。
(今は、どこで何をしているかは知りませんが)

その人は事件を起こした事は悔いていましたが、悪いことをしたとは思っていま
せんでした。
目的の為にやったんだ、と。
お父様の為だ、と。
摂理のためだ、と。

しかし、彼は『連絡協議会』の一員としてやったのではなく、統一教会員として
やった、と自覚していました。

事件後、彼は統一教会を批判していました。
でも、お父様に対する忠誠心は変わっていないのです。

これが、霊感商法に関わった確信犯の胸の内です。

こういう人が壺売りを正当化する発言ができると思いますか?K牧師さま!
TVに出て壺売りを正当化できると思いますか?

神山氏はマスコミから桜田淳子さんの壺問題について言及され
「日本は法治国家なんだから、法廷で争いましょうよ」
などと、発言しました。

そういう発言ができるのはアメリカにいて霊感商法がなんたるものかも知らない
からです。

K牧師さまのお手紙から察するに、霊感商法の内側にいた人間とは思えませんの
で、統一教会が絡んでいる事象については精一杯擁護する姿勢が見うけられます。

これは、神山氏や藤井氏のピントはずれな答弁と同類です。
霊感商法の内部にはいなかったのですから。

壺売りを正当化できるのは、
本物の詐欺師か霊感商法の内側にいなかった実態を知らない者たちです。



■統一教会 K牧師への書簡 〜1999年07月13日〜

 宗教法人に教義があるのは当然のことだよ

 > 誰もこれに答えないのを見ると、やっぱり統一原理
 > 以上のものはないのかな?

人は誰でも自分の信じたモノを一番と思っています。
K牧師さまがそれを一番と信じるのも文氏をメシアと信じるのも、信仰です。
人の信仰をとやかくいうつもりはありません。

ぼくだって
少し前までは、統一教会の中でメシを食っていた食口です。
統一教会のことを知らなくて、書いているわけではありません。

ぼくが主張しているのは
『統一教会の欺瞞性』です。

ぼくの統一教会に対する思いというのは、たとえば
オウム事件の時、記者会見で外人記者が上祐に、思わず「うそつき野郎!」と言
い放ったときのような心境です。

記者はそれまで、オウム周辺を熱心に取材、調査していたのです。
その上での発言です。
上祐があまりにもヘラヘラとにやけた顔で嘘をつきとおしていたので、キレたの
でしょう。

K牧師さまは、霊感商法の内側にいなかったでしょうから、霊感商法を非難され
ても何も感じないのだと思います。
ただ、自分の主張を押し通したいだけなのだと思います。

自分はこんなに素晴らしいと思ってものに反対する人のことを『信じられない』
だけなのです。

いくら狂信であっても電波系であっても、超科学でも非科学でも、人に迷惑をか
けない信仰ならぼくはかまわないと思っています。
しかし、信仰とは関係ない統一教会の「金銭問題」に関しては徹底して追及して
いきます。

たとえば、
「統一教会に献金するために自発的に借金をした」
のなら、それは借金した本人の問題であって統一教会に文句をいう筋合いはあり
ません。
名義貸しは自分の責任です。裁判所にいくら統一教会の欺瞞性を訴えても無駄で
す。自分で返すしかありません。

が、現在の統一教会の金銭問題というのは「統一教会側が信徒に借金の申し入れ
をした」ものであって、信徒は統一教会に献金したつもりはありません。
借りたものは返すのが道理です。

それを、摂理だのお父様が大変だのともっともらしい理由をつけて返済しないの
が問題なのです。貸借契約は信仰とは関係ないことです。

そのように、人の道からはずれていることをしているからこそ、マトモではない!
とおやぢは主張しているのです。

イエス様が律法学者やパリサイ人に言ったように、です。

「このハッタリ野郎!」と。



■統一教会 K牧師への書簡 〜1999年07月14日〜

 > 青森事件は壷売りに関することですか?

そうです。

 > また、類似の事件は何件くらい起きていますか?

わかりません。
が、小さな地区内でも、クレームがばかすかありました。

 > 私は、壷の購入者の95%以上が感謝していると知っています。

上記の理由により、不満に思っている、感謝していない人がわずか5%だけという
のは信じられません。
というより、小さな地区次元でさえ多くのクレームが発生しているのです。
この割合は少なく見積もっても6割はいってました。

内部の婦人たちは教会員になってまで、さすがに文句をいってきませんが、感謝
もしていない人が多かったですよ。
中には、お金に困って買いとってくれという婦人もいました。

 > おやぢさんに質問します。

はい、なんなりと。

 > この壷はとても霊的に効用がある壷だと紹介して、それを信じた人が
 > 喜んで買う場合は、問題ないと考えますか?

喜んで買って、買った今も喜んでいるぶんには問題ないでしょう。
ただし、霊的な目に見えない価値を2時間も3時間もかけないと説得できない商
品というのは疑問に感じます。
信じさせないと売れない商品というのは胡散臭いと思います。

今はサタンから奪われてしまったワコムですが、おやぢの場合、ペンタブレット
の愛用者です。

しかし、ワコムの兄弟だから説得されて購入したものではありません。
店頭で、試してみて納得いったので購入しました。

ちなみに、おやぢの行く店は、店員がお客に声をかけない店を選んでいきます。
ワコムのペンタブレットを購入した店は、秋葉のザ・コンピューター館です。
家電品なら、石丸電気です。しかも安い。
サトー無線は店員がすすーっと近寄ってきて話し掛けてくるので、行きません。

あ、話が脱線してしまいましたが、もしワコムのペンタブレットを閉鎖された会
場でトークされたら、おやぢは絶対意地でも買わないでしょう。
むしろ、いくら性能がよくてもワコムの製品は金輪際買わないと思います。

こんな、例えばなしでおやぢのいいたいことが分かってくれたでしょうか。
売り方が問題なのです。

 > また、壷を通して多くの奇跡や証が起きていることも知っていますか?

慈雲法師とかいうスケベ坊主が壺から火ぃ出しているビデオは見たことがありま
した。
が、奇跡がおきたという人を回りに知りません。



■現役教会員 T君との対話 1999年07月15日

 > おやぢのいうこと、相変わらずだね

まあ、な。

 > 火を噴いたらそれが何だね?火事になっても困るじゃない。
 > 人間の幸・不幸とはあまり関係がないよ。

そうだよなあ。な、T君もそうおもうだろ?

K牧師さまから、
「壷を通して多くの奇跡や証が起きていることも知っていますか?」
と振られたんでね、スケベ坊主がエイヤー!とかいって、壷から火を出した胡散
臭いビデオはみた事ある、と返したんよ。

よくもまああんな女グセの悪い生臭坊主を起用したもんだと、呆れながらみまて
したよ。
純潔キャンペーンを叫ぶ統一教会の関連組織は壷売るためにはなりふりかまわず
だ、えげつないやり方やなー思いましたよ。

ま、そんなスケベ坊主はどこにもいるから、そんなことを揚げ足とっているので
はなくてな、奇跡の壷とか、こんなご利益ありまっせ〜、と2時間も3時間もト
ークして売りつける商法を問題としてんの、ぼくわ!

まあ、値段のことはここではとやかくいうまい。
価値観は人それぞれだから、な。
でも、普通の人が首を傾げるようなしろもんを、高額で買い取るマニアちうのは
自分から売ってくれつって、買うんだよ。トークされて買うわけじゃない。
わかるだろ?ぼくの言ってる事。

 > 奇跡というのは何が奇跡か?

ふむふむ。

 > でも考えてみろよ、人間が変わるというのは最大の奇跡だよ。
 > そう思わないか?

教会内で、心が変わるのが奇跡中の奇跡だ、とか聞いたことがあるよ。
あと、奇跡的現象を見て信じる者はレベルが低い、とも。
でも、ぼくは人間が変わるのを、奇跡とは思わんな。

そりゃあ
・元暴走族の兄ちゃんが、まじめな好青年になった
・嘘吐きが、正直者になった
・傲慢なハッタリ野郎が、謙虚な柔和な人になった
・自己中でエラソーにしているたぬきオヤジが、人様に頭を下げるようになった
・這っても黒豆的頑固野郎が、素直になった
・人の意見に耳を貸さないわからずやの困ったちゃんが、話をきくようになった

こんな風に人が変わったら、形容として
「奇跡だねぇー」
という表現は使うかもしれないけど、それは元々持っているいいものが表面に出
てきたか、世渡り的に表面を取り繕っているだけだと思うよ。

人の心なんて、コロコロ変わるものだよ。

アルコールや薬物でコロっと変わるし、貧乏人が身分不相応な金を持てば人が変
わる。
他人から持ち上げれば舞い上がる。
優しくされれば心を開くし、組織に入れば組織に合わせようとする。
人から批判や否定されれば不快になる・・・・

 > おやぢって、教会にきて何が転換されたのかね?

ぼくは、土建屋にいる時以上に、人間の醜さ、エゴというものを教会内で見まし
たよ。
教会と縁して、何が転換されたか?と問われれば
何も転換されたものはない、と言っておこう。

ただ、前より以上に
世に渦巻く「欺瞞」というものを暴き、真実をハッキリとさせなければならない
、と。
そうせずにはいられない心情に駆られていることは確かである。

 > 俺は何でも本音で言うからね。
おお、そうかそうか。これからも本音で言ってくれ。
ついでに、尋ねる。

教会の借金問題についてどう思う?
つまり、教会側が信徒から借りた金は返さなければならない、と。
そう思うかい?

 > とくに年配のおじさんおばさんたちというのは実に自分に都合
 > よく原理を曲解することが多い。

それをいっちゃあおしめえよ。
人見て法説けって、な。

そりゃ、人の話を聞いてないババアはどこの世界にもいるわな。
どんな性格かその人と話しをして10分位で性格を見抜かなきゃ!

ま、だいたいやね、人の話を聞いてない、T君がいうところの原理を曲解?する
ババア連中ちうのは、会話すれば一発でわかるよ。
原理講義に限らず、人の話しは聞いていない。
相談するときも、結論が最初から決まってる。
ぼくは、そんなババア連中は愛すべきババアだと思うよ。
一番手におえないのは、偽善者や偽悪者なんだよ。

 > おやぢも教育の経験があるのだろう?

教育部に配属されて、小中高生から勤労青年、高齢独身者、おじちゃん、おばち
ゃん、親交会・・・いろんな人を対象に講義しましたよ。

ぼくの得意な講義は、霊感商法を取り上げた、『お壷様の真実』
ぼくの証をとりまぜて、な。

ところで、T君は人の心が変わる事こそ奇跡だと主張しているんだね。
その根拠は、今まで統一教会に反対、あるいは偏見の目で見ていたような人たち
が、現在は生き生きとして教会の活動をしている、と。

でも、人は2、3日寝泊まりして同じ釜の飯を食うと、大概は連帯感を持つよう
になるんですよ。

青年の勧誘は「サークル勧誘」だから、サークルのノリで献身なぞしてしまう人
がいる。そういう人は教会内では禁欲生活を装ってはいるが、教会を出れば酒、
たばこ、女は相変わらずである。
それは、サークル勧誘されたのだから、彼らを咎める権利は教会にない。

おじさんおばさんたち、壮年婦人部については、
大体、奥様たちがハンコや壷を買ったのを契機に教会員に仕立て上げられる。
当然、ダンナの反対にあう。

「おとうさん、反対ばっかりしてないでビデオ見てみてよ」
といわれ、そんなにいうんなら
「みてやらぁ!コンチクショーめ」
ってんで、揚げ足取るためにビデオセンターに来る。

ビデオを見終わり、壮年部の好々爺が、コーヒーなどを差し出しながら
「どうでしたか」
などと感想を尋ねる。このとき神だのなんだのは禁句だ。

おもむろに壮年の証がはじまる。
「ぼくも最初は家内に反対してたんですよ・・・・どうです?今度泊りがけの夫
婦(めおと)セミナーがあるんですが、一緒に行きませんか?家族連れで」
反対していたダンナも家族連れの旅行と考えれば文句はでない。
で、そのセミナーに参加とあいなる。

セミナーに参加したダンナはこんな感想を漏らす。
「かあちゃん反対ばかりしてワリがったなや。こういう会なら参加してもいいよ」

奥様から見れば、原理講義を聴いてダンナは変わったと思うに違いない。
しかし、ダンナは原理講義より、家族揃っての旅行がよかったのだ。
他にも家族揃って参加していた方とも知り合いになれたし、今度はボーリング大
会や釣り会があるようだから次回も参加したい、と積極的になる。
ただ、それだけの事。

一旦は統一教会を偏見の目で見ていたのだが、自分がこの目で見て体験した統一
教会というは『幸せな家庭』を標榜するすんごくいい団体だったと思い込むよう
になる。
もちろん、教会の人たちはそういうダンナに努めて優しくすることはいうまでも
ない。
ますます、統一教会寄りになっていくわけだ。

そうなると、なにかを勘違いした奥さんが『夫復帰の証』などをしたりする。
「あんなに反対していた夫が今は、こんなに変わったんですぅ〜!」と。
涙なんか流したりして。

しかし、そんな夢もはかなく消えることになる・・・
今は、夫が教会に殴り込みをかけようとしている。

「おう!統一教会!貸したカネ返しやがれ!コンチクショウ!」

T君、このようなダンナさんたちは原理を曲解しているのではないんですよ。
わかってる?そこんとこ。

PS
K牧師さまとT君の『壷』に対する捉え方は、違うんですねぇ。

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