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            非  原  理  教  会
              不良食口<おやぢ>の独白
                                                     1999/11/30  Vol.021
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こんにちわ、おやぢです。
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■純潔純潔いうけれど

「教会員は結婚するまでセックスしてはいけましぇん!!」
ゾマホンはこう申しております。

人並みに恋愛を経験したことのない統一教会員が一旦愛欲に溺れてしまうともう
元に戻れなくなってしまうんですよ。そりゃ映画、失楽園、なんてもんじゃない
んですよ。(なんでおやぢが知ってんの?)

なぜか!?
愛が原理の力を超えてしまうからなんです。

好みのタイプがアベルになっちゃうと、もー大変。
(あ、愛そのものにいい悪いないからね、シックヨロブン)

明らかに恋愛感情を抱いているのだが、教会内は恋愛禁止令がでているのでその
感情を兄弟愛だの中心に侍るだの中心を支えるだのと、うまく粉飾してごまかし
これって恋愛感情や横的な思いじゃないよね?と思い込む。すりかえる。
思いは募る・・・ああ、アベル様。

その慕われちゃったアベル様の方もだんだんと情が移ってくるので、だんだん引
かれていくようになる。

人事権をもっているアベル様は彼女を自分のそばに置くようになる。二人っきり
でみ旨と称して出かけるようになる・・・
ま、ここまでくれば狂ってしまいますわな。同棲したくなる気持ちわかりますよ。
愛の力は原理の力を超えるのです。これ、原理です。

こんな内容は世間ではありふれたことかもしれません。
でも、教会員が一旦ハマッてしまうと手が付けられないくらい愛欲にトチ狂って
しまうんです。
免疫がないというかなんというか、禁じられれば禁じられるほどますます燃える
っていうか。

ですから
「純潔純潔純潔!純潔ったら純潔なんだかんね!」
と飴配っているのは自分に対する戒めなのです。
横的にならないよう自分の思いを断ちきるにはいい修行かもしれません。

愛欲に溺れて人生めちゃめちゃになるよりは、化粧もしないで髪振り乱し、なに
も考えず、なりふりかまわず言われたことをもくもくとやり続け、ノルマを達成
すればご褒美をもらって、これで私はより天国に近づいたんだわと自己満足至福
の境地に浸っていたほうがいいのかもしれません。

不倫というのは情があるから起こるのであって、情のない人が不倫することはあ
りえません。

教会内部で男女問題が起きると言う事は、それなりの情があるからであってサタ
ンのせいではありません。
原理の力を超えたということでは、情が育っている証であって、非情な人間では
なかったという事実がそこにあるだけです。

もしぼくが教会組織にいたとしたら、『純潔キャンペーン』『純潔宣言』などと
いう機械的、条件的、象徴的な活動を含めて絶対やらないだろうし、そんなんや
めとけやめとけ!とけしかけていたでしょう。

なぜならば。

統一教会の信者が純潔純潔純潔純潔純潔純潔純潔純潔と叫べば叫ぶほど、世界平
和家庭連合創設者:文鮮明先生の顔に泥を塗るようなものだと思うからです。

文鮮明先生のご家庭に起こった不幸な出来事はマスコミのでっち上げではなく事
実です。いくらそれが教義上の深遠な蕩減に託された摂理的な復帰史観に関わる
ものだとしても、純潔キャンペーンを展開している対象者が原理を知らない一般
人である以上、それは全く説得力を欠くものだと思います。

仮に、不純異性交遊を軽く考えている高校生たちが
「純潔ってだいじだよね」(注:「ね」は「な」に近い鼻にかかった発音)
と啓蒙できたらそれはそれでいいことだと思います。

でも、なぜあえて天地父母様であられるお方の顔に泥を塗るようなことをしなけ
ればならないのでしょうか?
純潔飴に感動した女子高校生が
「理想家庭のモデルをチョーみたいんですけどぉ」
と申し出た場合、どこのご家庭を見せるというのでしょうか?



■親方教会への書簡

拝啓 石井光治殿

貴殿は下記のとおり、霊感商法に対する見解と称して公言されておられますが、
一体何を考えておられるのかと不信感を抱かずにはおられませんでしたので、一
言申し上げます。
http://www.interq.or.jp/jazz/misty/UC/reikan.htm


貴殿は1994年ごろ(記憶はあいまいです)全国の教会を行脚して謝罪しに回
られました。
それは、霊感商法に関する内容で、「信者の皆様には大変迷惑をかけました」と
涙を流して謝罪をされたのを記憶しております。

私が所属していた教会では壮年婦人たちを集めて、ご自分の体験談などをおもし
ろおかしくあるいは涙を誘うような話を延々と2時間あまりもされていたことを
記憶しております。

ご自分が牢屋に入ったこと、文鮮明先生のおはなし、ホテルで裸の女に誘惑され
たが一線は超えなかったこと、霊感商法の真実という本の出版計画をしていると
いうこと、海外では霊石がオークションにかけられて大変高額な金額で続々と落
札されていること、などなど・・・
大変、お話が上手であったという印象を受けました。
お歌を一曲歌われたのも大変印象に残っております。

あまりにもお話がお上手だったので、何のお話だったのかわからなくなるようで
したが、最後に鳴咽しながら頭を下げられたことで、霊感商法に関する信者への
謝罪であったことが理解できました。

そのことを踏まえながら、私が思うところを書かせていただくことにいたします。


>そして、同氏は販売のための組織を作り、自ら指揮して
>いたと認め、それらの販売行為に対する当法人の関与を
>一切否定しています。

全く関与していなかった、知らなかったなら、なぜ貴殿は、各教会に霊感商法
の件で頭を下げてまわったのでしょうか。それは大変奇妙な行動だと思います。
何れにしても、末端信者は統一教会と霊感商法を無関係とは思っていません。

>当法人が、「霊感商法」を組織的、計画的に行っていると主張しています。

間違いない事実です。私が霊場というところで、会場係、あるいはドライバーの
お手伝いをしていたときは、本部教会員登録されていた時期です。原理試験にも
合格しております。霊場に行ってくれといわれたのは、教会組織からでした。

>霊感商法」の真相当法人が被告とされている裁判において
>全国しあわせサークル連絡協議会(略称・連絡協議会)の
>幹部であった小柳定夫氏と堀井宏祐氏が証人として出廷し
>「大理石の壷・多宝塔などの開運商品の販売を組織的に行
>ったのは、連絡協議会であり、統一教会ではない」と証言
>しています。

そんな組織に属したおぼえはありません。全くの後づけ組織としか思えません。
更に付け加えますと、教会組織での会議報告時に「連絡協議会」というのが出来
たとの報告を受けたことは確かに記憶しております。
それは、霊感商法に関する対策の為だとも報告を受けました。

>連絡協議会は、壷、多宝塔、印鑑などの開運商品及び高麗
>人蔘濃縮茶の販売を全国的に指導するとともに、顧客(ゲ
>スト)教育の場として、全国各地にビデオセンターを設置
>し、ゲストを対象にセミナーを開催していたといいます。

当時は万物から御言葉というラインが歴然と出来ていました。


>連絡協議会は、ビデオセンターの運営や教育のためのセミ
>ナーについても、連絡協議会に所属する委託販売員たちが
>独自に行っていたもので、当法人の指導は一切ありません
>でした。

それは、全くの偽りの証言です。教育部会議やビデオセンターの所長会議には本
部から森山先生や横山先生がこられたこともありますし、しっかりとご指導を受
けました。
特に、森山先生などはビデオで見るのとは大違いな印象を持ちました。

>霊的な恩恵を受けたとの体験談も多数あるとのことです

教会内でつくられた証集はありました。加藤会長さんも書いていました。
多数ということをよく耳にするのですが、私は現場で不満の声しか聞いていませ
んでした。

>しかし販売の際に使用したセールストークは、当法人の
>教義とは似て非なるものであったといえます。他方、壷
>多宝塔の販売では、家系図を分析したり、手相、姓名判
>断、四柱推命などの易学や因果応報などを説く仏教的な
>教えに近いものであったと思われます。それは決して聖
>書の教えを根本とする当法人の教義(統一原理)ではあ
>りません。

いまでも、インチキ占いをやってビデオセンターに誘っているのは、教会員では
ないのか。

>その実態を詳細に調べ、はっきりと指導すべきであった
>と反省するものであります。当法人として今後は、信者
>の職業選択の自由や宗教活動の自由という憲法上の人権
>問題にも配慮しつつ、その社会的活動が誤解や批判を招
>かないよう、また、信者らの自主的な宗教活動における
>布教と教育活動についても、それが正しく行われるよう
>宗教的立場から指導を行っていく方針であります。

インチキ占い師をなんとかしてほしいものです。

>「霊感商法」問題の背後で見過ごされている基本的人権に
>関わる重要な問題があります。それは、当法人信者に対す
>る暴力的な強制改宗の事実であり、「霊感商法」裁判の原
>告となっている多くの元信者が、拉致(らち)・監禁の被
>害者であるという事実です。

暴力的改宗は決して許されるものではないが、拉致監禁された兄弟を利用して霊
感商法への非難の矛先を変えようとしたのも、統一教会である。
そのため、その兄弟は統一教会を恨んでいる。
そういう兄弟もいることを忘れてはならない。

                                 以上。



■両親を霊場に連れていったときのこと

長らく、盆、暮れに帰省していなくて両親に心配かけていたんで、久しぶりに水
入らずのひと時を過ごすことができたことはよかった。

しかし、これは自発的な誘いではなく『チャーチマザー』、直訳すると教会の母
から面談されて決定したことだった。
××教会に常駐していた『チャーチマザー』から。
日曜礼拝でピアノの伴奏をしていた『チャーチマザー』から。

霊場に来場した父母は霊能者の先生の話を神妙な顔で聞いていた、ようだ。
ぼくが既に授かっているというのに、またお授けしてくださるという、こればか
りは、人の好いおやぢにもありがた迷惑だった。

3時間に及ぶお話が終わり、父親の最後のセリフ
「金がねえんだっス、しぇんしぇ・・・」
これでお開きになった。
父親は帰りがけ、祭壇に10,000円のお布施をしながら手を合わせていた。

上野の場末の宿で父親がこんなことを言った。
「宗教やるのはかまわねげんと、のめりこむなぁ〜」
「あのしぇんしぇ、ズホついっだな」(うそついてるな)
「おめえ、ああいうのさ、騙されんなよ」

今考えると、スルドい!としみじみ思う。(ぼくが鈍いだけか・・・)
父親は、あまりのバカバカしい話で腹が立ってきて殴ってやろうとも思ったらし
いが、まわりに人がいたのでやめたらしい。
ただ、先祖は大切にしているので、先祖に感謝の気持ちとして10,000円のお布施
を置いてきたとのことだ。

両親を呼んだことを後悔はしたが、久しぶりに会うことができたことはよかった
と思う。

それにしても、父親はエライと思った。



■霊感トークに利用された『吉展ちゃん事件』

現役教会員はこんな思考をしています。
>通り魔殺人事件などで七代前の先祖を調べて見ると、逆の関係で
>殺人事件が起きていたなど先祖の因縁は明らかにあります。

与那嶺先生かだれかの受け売りだろうが、よくもまあこういうことをぬけぬけと
言えるものだと思う。ハンコトークの延長かもしれない。

ぼくは、家系というものには少なからず興味がありました。ところで、教会員は
チョンピョンで霊界解放をしてもらうため自分の先祖を調べているようですが、
分からなくても解放できるそうですね。

個人で調べるのは限界があります。7代までなど、素人がとてもとても調べられ
ものではありません。
与那嶺先生に頼んでも調べられないものもありますし、なんといっても調査費用
は相当なものだと思います。

ぼくの家系も一時期調べたことがあります。でも大部手間がかかりました。それ
とて7代まではわかりませんでした。

通り魔の家系の因果関係については調べてないのでなんともいえませんが『吉展
ちゃん事件』の家系の因縁話についてはここで、嘘だと断定しておきましょう。

霊感商法のトークには頻繁に使われていました。
元トーカー諸君!覚えているだろ!?知らなかったとはいえバチあたるぞ!
あんな悲しい事件を金儲に利用するのですから到底許せるものではありません!

ちなみに、ぼくは与那嶺先生の家系の法則を信じていません

与那嶺先生には怨みもなにもありませんが、一時期、家系図講演会などを聞いて
家系の法則というものにハマッたことがあります。ずいぶん研究もしました。

ただ、「法則」というのは大分無理があると思います。
好意的に受けとって与那嶺法則にのっとって解析を試みたことがあります。
が、競馬の法則と同じようなものだという結論に至りました。
(必勝の法則で儲けている人がいたらマジで教えて欲しい!)

与那嶺先生は素晴らしい方だと思いますので、別にバカにしてるわけではありま
せん。
それに、与那嶺先生が発案した八方位姓名判断も研究してみました。
が、おやぢのカンより当たっていないことが分かりました。



■借金返済部門でおやぢは何をしていたのか 1

簡単にいうと「紛争の和解係」
統一教会本部としての立場ではなく、ある地区教会の責任者の代理人としての立
場で、あるときは債務者として誠意を示し、またあるときはクレーム処理、また
あるときは弁護士さんとの折衝、などなど・・・

債務者としての仕事は、信者またはインチキ霊能者から主を証された人との間に
交わした金銭貸借契約書を元にした返済、または延長のお願いなど。

現役信者で百万単位の貸借に関しては、先の土地を取られた壮年同様、真のご父
母様を信じているので、延長または債権放棄にも応じてくださいましたが、ご自
分が信者と思っていない、つまり霊感トークを受けてオキヨメするために教会に
預けているだけ、と信じている方は一年経過するとそれはもうお金は返ってくる
わ満願成就のご利益を受けられるわと二重の喜びでニコニコとしながら返済要求
をなされるわけです。

しかし、教会にカネはないのです。苦し紛れに延長をお願いしにあがるわけです
が、そんな言葉を聞くと顔が般若のようになるのです(あたりまえ)

当然、ぼくが責められます。そしてとうとうマスコミで騒がれている霊感商法に
引っかかった!と気づくのです。
ぼくが、代人として交渉している以上、客観的なことは言ってられません。しか
し、誠意を示そうとしても現金がありありません。ですから、教会の責任者に強
くいいます。

どうしても金を工面しないなら事件にしましょう、というと、さらに上のエライ
さんが金をもって来たりします(なんだカネあるんじゃねえか!)
こんなことばっかりです。

次に、クレーム処理です。
ぼくと同じようにお壷さまや霊感商品を授かった方々が、数年たってから
「金返せー」と言い出すこともございます。

もちろん、名簿上教会員になっている方でございます。が、礼拝には来ていない
方でございます。
教会に怒鳴り込んできたり、内容証明郵便を送ってきたりするのでございます。

そのような方へ対応するのもおやぢの役目でございました。責任者と名のつく者
がツラ出したがらないもんですから。

ところで、このようなクレームをつける方には、なぜだか現役教会員がさかんに
喚いているところの「霊石の価値」を再度訴え牧会をする牧師様や責任者はおら
れませんでした。
             ・・
内容証明郵便が届きますと、すぐ和解の方向に持っていくのです。

訪問したり、電話で苦情を承るのがおやぢの仕事でございました。
それで、お壷さまや数珠などを教会に持ち帰ります。それだけで倉庫が溢れかえ
るようでした。

返金要求には呑む姿勢でのぞむのですが、やはり一括では返せませんので分割返
済で交渉させていただくわけです。
それで、ますます教会の負債が増えていくわけです。


「金返しやがれこの野郎!」と、ビデオセンターに怒鳴り込んでくる奥さんが夫
に内緒で献金してしまったご主人がた。
「健康展で買わされた人参茶を返すかんね!」といって返金要求する高齢独身の
お姉さまがた・・・

このように、直接異議申立てをされる方には和解に応じるというのは教会の方針
なので、これをして統一教会は紳士的だと主張するハッタリ野郎!がいます。

どこが紳士的なものか。

正当な商行為をしているのなら、時効のものまで返金に応ずるのはおやぢより人
が好いというか馬鹿だ。
こころにやましい事があり、事件にされるのを恐れているからこそホイホイ和解
に応じるのではないか、このハッタリ野郎!

ごく少数だが、中には
「やましいことをしていないなら、なぜ和解に応じるのだ!」
と会長に吼えまくる食口もいる。正論だ。

それに対して、のらりくらりといつまでたっても回答をしないのが、統一教会の
本部というところである。

統一教会がらみの裁判は「青春返せ」サイトをご覧になれば詳しくでているが、
これだけでは統一教会の全貌を知る事はできない。
水面下ではうやむやにされている非道い実態もたくさんあるということを忘れて
はならない。



■借金返済部門でおやぢは何をしていたのか 2

弁護士名で内容証明郵便が送られてくる。
宛先は、同様の文面で統一教会本部と地区教会である。
TVですっかり有名になられたお馴染み、紀藤正樹弁護士、伊藤芳朗弁護士など
である。

こういう内容に関して、本部教会は一切関知しない。当然、地区教会のおやぢの
ような幹部でもなんでもない者が弁護士さんと折衝する。

教会側の和解案は長期分割である。弁護士さんもカネがないのを知っているので
現金一括払いを主張して頑として長期分割に応じないということはない。

本人が長期分割に承認すれば、おやぢ名義で借用書を交わす。おやぢとしてはそ
れが精一杯の誠意である。

もちろん、弁護士を通じての返金要求には第一優先で返済する努力をしているの
で、バッくれることはない。だが、いつの日か返済不能に陥るやもしれない。だ
からこそ、おやぢは統一教会ウオッチャーにならざるを得ないのだ。

それでも、たまに返済期日に遅れたり、2〜3回滞ったりする場合もある。弁護
士さんから電話がくる。約束守りなさいよ!と、脅かされる。でも、カネがない。
しかし、誠意だけは示したい。再度、現時点の債務額から長期分割交渉をする。
これが、一件だけではない、当時ぼくは弁護士がらみだけで十数件受け持ってい
た。それ以外の本人との和解件数は相当なものだった。

弁護士さんと本件とは関係ないいろんな話をした。
統一教会の教義の事、文鮮明教祖の事、幹部の事、ぼくの考えていること・・・

ぼくの話を聞いていくうちに
「あなた本当に教会員なの?」
と疑われるくらい一般の食口とはなにか違った考えをしていたのだと思う。
というより、こういう当たり前の考えをしている教会員と話した事がない、とい
うことがわかった。

でも、そんな事は問題ではない。
どうしたら、債務を早くなくすことが出来るのか?が問題なのだ。
弁護士さんもごく当たり前の仕事をしているのに「赤い弁護士」などとレッテル
を貼られているのを大変気の毒に思いました。

礼拝にしか参加していない信者の大半は、今が希望であると信じて疑わないこと
でしょう。だからこそ、こんな内実があったとは信じられないと思います。

あるいはごく一部の教会のことだと思うかもしれません。仕方ないことです。
同時に、この内容を暴露したからといって、この問題が急速に解決するとも思っ
ていません。
大変複雑で難しい問題だと思います。
でもあえて書いたのは、知らないより知っていた方がいいこともあると思ったか
らです。

最後に。
では、なぜおやぢが現在
「教会に所属していないでカイン的なことばかり書いてんだよう。結局歴史的傍
観者じゃないかよう」
とお思いの純粋なお気持ちをもった信者さんにお答えします。

それは、組織を追い出されたからです。自分から買って出た仕事だったのですが
おやぢの仕事ぶりが組織の意に添わなかったのだと思います。

現在、そういう部門にいる人は自分から志願しているのではなく、人事で配置さ
れていますから、本音はできれば逃げたいという気持はわかります。
でもまだそこにいるのは上からいわれたことを素直にやっているからなのです。

つまり、出来るだけ信者に対して返金しない方向であり、うるさく言ってくる者、
法的行為に出てくる者を優先しているからです。

本気でこの問題に取り組んだら、その責任分担を外されます。
「そんな文句いうならおまえがやってみろ!」と開きなおる人の声も聞こえてく
るようです。

でも、それをやろうとしたから追い出されたのです。詳細は複雑すぎてここでは
書けません。今後も、おやぢの素性を知っている者が教会に招こうなどいう人は
いないと思います。

なぜなら招いたら最後、暴れられるのを知っているからなのです。



■数年前のTVに登場した教会員有志

山崎さんらの脱会宣言が話題になっているころ
「俺にも一言いわしてくれ!」「反対派にガツンといってやる」
ってんで、ワイドショーに登場した教会員(50代に見えた)がいました。

おそらくあの方は
「ぼくは、何もやましいことをしていない。反対派や世間の人の誤解を解く為に
もぼくが言わなければならないのだ!」
と正義感に燃えて登場したのかもしれません。

実際、あの方は統一教会から差し向けられた人ではなく自発的に登場したのは間
違いありませでした。

でも結果はどうだったでしょう。
質問にまともに答えられなくてしどろもどろになってしまい、反対派も哀れんで
いたくらいでした。

それを見た統一教会側は、反対派にも世間の皆様にも更に統一教会を悪くするよ
うなイメージを与えてしまった、と感じたようです。

教会内部の食口たちの反応は冷ややかでした。
「ホウレンソウしないで出るからあんなことになるのよ」
「中心とつながってない人はちょっとズレてんだよね」
「ホントにつながってる食口なのかい?あれ」

例えば彼が「上佑」のようなハッタリ野郎でその場をなんとかごまかせるような
ベシャリが出来ていたとしたら、一躍ヒーローにまつりあげられていたのかもし
れません。

「さすが先輩家庭だけありますよね」
「赤い弁護士がタジタジでしたよね」
「こんどうちの教会にも特別講師として講演してもらいたいです」
「反対派対策のビデオにこのシーン入れよう」
とこうなる。

で、おやぢが思ったのは
「内部にいると世の中のことわからなくなってしまうんだな」
ってこと。

彼は、おやぢの書いた内容を信じられないあるいは信じたくないような実際の現
場を知らない人だったのだと思う。

でも、彼がどういうベシャリをしたところで統一教会のイメージがかわることな
どなかったと思う。

しどろもどろなら
「ほーら、なんにも答えらんないじゃねえか、馬鹿だなコイツ」
(内部の食口と同じ感想)

ハッタリかまして反対派を煙にまいたら
「しかしまあよくあんなでたらめいえるもんだねぇ、あーいえばこーいう。った
くバカバカしい!」

統一教会がなにを言ったって、マイナスイメージがプラスに転じることなど有り
得ないのだ。

それらの顛末を見ながら、借金返済部門にいるおやぢは、教会員がそこまで非統
一教会員や世間様をナメテいるということがよーくわかって、また血圧を上げた
のだった。



■そこはかとなく押し付けられて 1

ぼくが出会った人の中で文先生伝説と同じようなご苦労の生活をしている方がお
られた。(教会員ではありません)

会うた〜んびに
「昨日は、2時間しか寝てなくてねぇ」
「いやぁー、昨日は徹夜しちゃってさあ」
「最近2時間以上寝たことないんですよ、私」

どうやら、仕事が忙しくて寝られないようだ。
そのわりには、ぼくの知らない真昼間と深夜のテレビ番組の事をよぉーく知って
いたりする。が、深く考えないことにしよう。

ここは「いやー大変っすねぇ」とお愛想をいうしかない場面だ。
(でもなあ、ショートスリーパーという、もともと短時間睡眠で済むタイプの人
間ているんだよなぁ・・・)

彼は、事務所での昼食はコンビニのモノで済ませていた。
彼はとても金持で、よく飲み会や食事会に誘われて、すんごく高いモノをおごっ
てもらったりしていた。

そのような彼を見ていたので、さぞかし昼飯も豪勢なんだろなと思っていたらさ
にあらず。
「おやぢさん、私は普段はいつもこんな食事なんですよ、質素でしょ?」
そこはかとなくショートスリーパー氏の対外向けのイメージを押し付けられた。

実に不快である。いわなきゃいいのに。

しかしだな、コンビニ弁当が安いからって、不味いということはなかんべ。
結構いけるよ。

「文鮮明先生は、質素な生活をされておられます」

わざわざいわなくてもいいと思う。
当たり前だろう。ゼイタクしてたらサタンからザンソされっちまうがな。

「先生が釣りに行かれるときの食事はおにぎりとキムチラーメン(カップ麺)です」
それがどうした。
おにぎりとカップ麺、うまいがな!釣りのランチには充分だろう。

「先生の睡眠時間は毎日2時間です」
先生はショートスリーパーなんだ、きっと。



■そこはかとなく押し付けられて 2

ぼくが高校生の頃、友人3人とラーメン屋に入った。ぼくは、普通のラーメン、
T君はみそちゃんぽん、H君は五目ラーメンを注文した。

一番先に、ぼくのところにドンブリが置かれた。腹へってたんで、お先にずずー
とかっこんだ。次にT君のが届いた。最後にH君のが届いた。

すると、すかさずH君が「これ、五目ラーメンでないよ」とクレームつけたのだ
が、店員は「あん?」とかいって「五目ラーメン、一番先に運んだべしたぁ」と
ぼくの丼に目を移した。

一瞬の沈黙・・・ぼくは殆ど食べ終わっていた。
で、H君は仕方なくテレ笑いをしながら、ラーメンを悲しそうに啜るのだった。

最終的に、お勘定は元々注文した金額をそれぞれ払う事に合意した。
実は、ぼくは「このラーメンずいぶんまずいんだなあ」と思いながら食べていた
のだ。
五目ラーメンの見た目に気づかないくらい腹が減っていたのかもしれないが、五
目ラーメンは口にあわず絶対注文することは有り得ないシロモノだ。
(そもそも五目ラーメンとはいかなるものかも知らなかったりする)

さて、客観的に見れば五目ラーメンを普通のラーメンの金額で食べたおやぢが一
番いい思いをしたとお思いになるでしょう。

H君から
「ちきしょー、おめ、得したなや!」
としつこく言われました。

その気持ちわからないでもないが、おやぢは普通のラーメンが好物なのだ。五目
だかなんだか知らないが過剰な具が入っているラーメンは好きではないのだ。

そんな信条を掲げるおやぢなので、H君の押付けはとても苦痛であった。
これがオトナなら
「いやー、スミマセンおいしいものを食べさせていただきました」
とお愛想をいうだろう。

しかし、おやぢにとって不味いモノは不味いのだ。(青汁オヤジも正直で好感が
もてるではないか)
断固としてH君には感謝の気持ちを述べることはしなかった。

なぜか?それはH君の態度だった。
つまり、値段の高いもの=おいしいもの=高級品という思想を持っていて、それ
を暗にぼくに強要していたからなのだ。

そいう態度でなかったら、ぼくは快く五目ラーメンの代金を払っていたのである。

そこはかとなく押し付けられる・・・
実に気分不快である。



■文鮮明先生を研究しよう

昨今、文鮮明氏が再臨主であるという証は教会員の著作だったりします。そうな
りますと、明かに信仰というフィルターがかけられることになりますので、客観
性に欠ける内容なってしまうのはやむをえません。

中立の立場から文鮮明氏とはいかなるお方なのか?という研究をすることは統一
教会の伝道推進に多いに役立つのではないかと考えるものです。

大塚会長も伝道することを奨励してまわっています。本当に伝道される人がめっ
きり減ってきています。

ところで、現代の再臨の主と呼ばれる文鮮明先生について研究することは無礼に
あたるものなのでしょうか?

民がイエス様を不信し、摂理が失敗したように、文鮮明先生を不信することは歴
史の過ちを繰り返すことに繋がるのだと拝察いたします。
しかしながら、信じられない人は信じられないのでありますから、信じろー信じ
ろー!と叫んでばかりでは、イエス様当時の失敗を踏襲するような愚行に走って
しまうものと考えるものでございます。

客観的事実に基づいて、信仰とは別の角度からなぜ文鮮明先生は再臨の主なのか
を調べてみたいのでございます。その研究により一人でも多くの方が再臨の主と
して信じていただくことができるのでしたら、歴史を変えるような研究になるの
ではないか?と思っているのでございます。

祝福2世の方までも、「文鮮明は浮気ばっかしやがって、へん」と悪口を言って
います。本当に複雑な気持ちになりますね・・・

21世紀ももう目の前、もうそろそろ洗礼ヨハネ的人物が出てきてもいいころだ
と思うのですが、またその方も不信してしまったのでしょうか?

神を知るには人間をはじめとした万物世界を研究すればよい、と教わりました。
実体で存在しておられる文鮮明先生を研究することはメシヤの証明につながる手
立てとなるのではないでしょうか。

文鮮明先生の親族のかたは、少年時代の言動をみて
「この子は将来世の中を変える偉大な人物になるか、逆賊になるかのどっちかだ」
と言われたといいます。

文鮮明先生の存命中にすべての民が
「この方こそまことにメシヤです!」
と受け入れられなければ、イエス様の使命を果たすことにはなりません。

文鮮明先生が霊界に行かれるときは、昇華の時ですからマンセイをして喜ぶべき
かもしれませんが、少なくとも私は存命中にメシヤと証明してみたいです。

霊界に行かれたあとで
「この方こそ真にメシヤだった・・・」
などと、どこぞのエライさんがのたまってもしらけるばかりです。それこそメシ
ヤとしての使命を果たせなかったということになってしまいます。

ぼくは一日も早く文鮮明先生のメシヤ性を証明するための研究を急がねばならな
いと考えます。
それとも、文先生を客観的に研究するという行為は、ばちあたりで無礼なことな
のでしょうか?

無条件に信じなければメシヤを信じたことにならないのでしょうか?
そのところ教えてください。
でも、文鮮明先生を研究することは反対することよりいいかな?と思っています。
今後研究に入りますのでよろしくお願いいたします。


※免責事項:文鮮明氏の客観的研究の結果を発表することににより、多くの民が
ますます不信するようになっても当方は責任を負わない。

(おやぢが研究論文を発表したことによって民の不信を募らせてしまった、など
と成約聖書にかかないでほしいし、おやぢは霊界では一番暗く寒く臭いところに
いるなどという講義もして欲しくないです。有名にならなくてもいいです)



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